そもそもカウンセリングって何?

カウンセリングに対する誤解
皆さんは「カウンセリング」という言葉を聞いてどのようなイメージを持ちますか?
- 相談をすることでこころを読まれてしまうのではないか
- こころが病んでいる人が利用するところ
- 何か問題を抱えている人が利用している
このようにカウンセリングを利用することは、何か特別なことだと考えていませんか?
そもそもカウンセリングは、相手のこころを読むための手法ではなく、自己成長を目的としたアプローチが多いのです。そのため、いきいきと仕事をしたい方やモチベーションを高めたい方にも活用できることが沢山あります。
もちろんストレスへの対処法についても得意分野です。なにげない日々の出来事について話をしていく中で気持ちの整理ができ、気持ちがすっきりする感じを得られることもあります。
カウンセリングでは何をするの?
カウンセリングに何らかの抵抗感や不安感を感じている方もいるかもしれません。カウンセリングで何をするのかイメージができない方もいるのではないでしょうか。カウンセリングには、守秘義務がありますし、通常1対1でやり取りが行われるため、実際の場面を見ることもできません。そもそも、人は分からないことに対して不安を感じたりするもので、カウンセリングに抵抗感を感じるのも自然なことだと思います。
実際のカウンセリングでは、何をするのか簡単にご説明します。カウンセリングでは相談者が心理師と会話をしていくことになりますが、心理師が相談者のペースに合わせて話しやすくなるようリードしますのでご安心ください。最初から話す内容がまとまっていなくても大丈夫です。心理師が答えやすい質問を投げかけながら話を進めていきます。
お話しされた内容は、他に知られることはありませんので、どうぞ安心してお話しください。心理師との対話を通して、相談者自身が自分の思いや考えを整理していくことで、新たな気づきが得られ、気持ちが楽になると言われています。
そもそもカウンセリングって何?
最初に「カウンセリング」の言葉を使ったのはアメリカで、その後世界中に広まりました。日本に「カウンセリング」という言葉が紹介されたのは1945年の戦後の時代と言われており、日本におけるカウンセリングの歴史は世界の中でも長い方であると言われています。
カウンセリングの言葉の意味は「相談」、「助言」のことですが、実際のカウンセリングの「助言」とは、答えを出してもらうためのアドバイスではなく、自分自身の力で問題の解決をし、自己成長につながるきっかけとなる助言を行います。気持ちや考え方を整理するサポートを行うことがカウンセリングなのです。
参照元:渡辺三枝子(2022)「新版カウンセリング心理学」ナカニシヤ出版