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自分の考え方にはクセがある? 「認知の偏り」 を知ろう

今回は、ストレスに対処しやすくなる考え方についてお話ししたいと思います。同じような出来事があっても、どう考えるかは人それぞれです。自分にとっては当たり前の考え方も、実は他の人とは違っている…そんな「認知の偏り」について考えていきましょう。

考え方は人それぞれ

毎日の生活、特にはたらく場面では、様々なストレスがあります。そんな時ストレスを受け流す人もいれば、ストレスに押しつぶされてしまう人もいます。その違いの一つに、「認知=考え方」があります。 例えば、大切な資料の提出期限が明日なのに、まだできていない…そんなとき「全然できていない。どうしよう!」と考える人と、「あと1日あるから、スパートかけよう!」と考える人がいます。

「全然できていない」と考えると、焦りや心配が大きくなってしまいます。一方、「あと1日」と考えれば、やる気や集中力がわいてくるかもしれません。

どちらの考え方が正しい、というものではなく、状況をどのように認知するか(=考え方)で、気持ちが大きく変わるところがポイントです。

「認知の偏り」とは

考え方には、個人のクセがあります。このクセが強くなったとき、「認知の偏り」と呼びます。

認知の偏りがあると、不安や焦り、イライラといったネガティブな感情を持ちやすくなるといわれています。先ほどの例でいえば、「全然できていない!」と考えることで「できなかったら、怒られるだろう」「そういえば前にも怒られた」「何度も怒られたら、自分の評価は下がってしまう」と、どんどん考えが悪い方に進んでしまうかもしれません。

悲観的に考えているうちに、気もそぞろになって、ますます仕事に手がつかなくなったら困りますね。

こんなとき、「自分の認知は、悲観的な考えに偏りやすい」と知っていれば、「今の自分、ネガティブモードになっているぞ」と気づきやすくなります。すると、「これ以上ネガティブモード続けても、いいことはない。まずは作業を再開しよう」と気持ちを切り替えることもできるでしょう。

自分の認知の偏りを知っていれば、必要以上に悪い方に考えて、ドツボにはまることを避けられるようになります。

▼では、よくある「認知の偏り」を紹介しましょう。

完璧主義

べき思考ともいう。自分にも他人にも、理想論を当てはめがち。

例)資料を出すなら完璧なものを出すべきと考え、作業時間が増える。できた資料の良い点よりも欠点の方が目に付いてしまう。

過度の一般化

たまたま起きたことを、すべてに当てはめて考えてしまう。

例)以前注意されたことを思い出して「また注意されるかも」「どうせまた失敗する」「こんな自分はダメだ」と決めつけてしまう。

自分への結び付け

何か起きると、自分のせいではないかと考えてしまう。

例)上司が別の人と「部下の指導は大変だよ」などと話しているのを聞いて、「自分のことを言っているのかも」と思ってしまう。

まとめ

気持ちの張りつめた新年度を少し過ぎた頃、もともとの「認知の偏り」が頭をもたげていないか、ふり返る機会になれば幸いです。

迷いや悩みがあるときは、一人で考えるより、誰かに聞いてもらった方が、よい案が浮かびやすいものです。どうぞKATAruruの心理師と一緒に、気持ちの整理をしてみませんか。お気軽にご利用ください。