言葉にとらわれない生き方

ストレスの多い現代社会、ふとネガティブな気分になることは、誰にでもありますね。 今回は、そんなネガティブな気分を振り払えないときにどうしたらいいのか、お話しします。
ことばの力は、侮れない
誰かの声掛けが励みになったり、好きな歌のフレーズで辛いときを乗り越えたり…そんな経験が皆さんにもあると思います。ことばには、その人を支え、奮い立たせてくれる力がありますが、反対に、ことばの力が悪さをすることもあります。誰かに言われたことばが頭から離れず、後から思い出して、再び嫌な気持ちになった経験、ありませんか?
ネガティブな気分は、どうして続くの?
嫌なことが起きた時、失敗した時、なかなか気持ちを切り替えられずネガティブな気分を引きずってしまうのは、ことばの力が悪さしている可能性があります。
例えば、こんな状況を思い浮かべてみましょう。
大事なプレゼンでミスをしてしまった。今までこんな失敗したことないのに、自分が情けない。上司もきっと呆れている。明日会社に行くのが嫌だ。夜、布団に入ってもそのことをグルグル考えて、目がさえてしまう。
こんな時、頭に浮かんでいるのは
「大失敗だ!」
「今までうまくやってきたのに、評価が下がったに違いない」
「自分はなんてダメなんだろう」・・・こんなことばです。
このように、どうにもネガティブな気持が止まらず、同じようなことばがどんどん浮かんできてしまうとき、どうしたらいいでしょうか?
ことばの力をするりとかわす
「悪いことは考えないようにしよう」と思うほど、悪いことがしつこく思い浮かんできてしまうものです。そんなときの対処法をご紹介します。
1.「私は“~~~”という考えを持っている」と言い換える。
「あぁもう、大失敗だ!」ではなく、「私は“大失敗だ”という考えを持っている」と何回か口に出してみましょう。何度も繰り返しているうちに、事実と考えを切り離し、冷静さを取り戻すきっかけになります。
2.キャッチ―な見出し(動画のサムネイル風)にしてみる
「今までこんな失敗したことないのに、自分が情けない。上司もきっと呆れている。明日会社に行くのが嫌だ。」と考えている状況を、見出しにしてみます。
「期待の新人がまさかの凡ミス!いたく落ち込む新人Aさん。上司や同期の目が気になって仕方がない様子。さあ、この危機をどう乗り越える?それとも明日は仮病でふて寝か?」などと表現を変えてみるわけです。他人事のような表現をすることで、グルグル考えることから離れやすくなります。
3.いつもと違う声で読み上げる
2番で考えた見出しを、自分と違う声で読み上げてみます。キャラクターの声や、腹話術っぽく話してみるのもいいでしょう。深刻にとらえていたことでも、少しバカバカしくなって、それほど悩まなくてもいいような気持ちになってくるでしょう。
まとめ
今日ご紹介したのは、ACT(アクト:アクセプタンス・コミットメント・セラピー)の技法の一つです。いつでも、誰にでも取り組める方法ではありますが、一人でやろうとすると、案外難しいと感じることがあるかもしれません。そんな時はKATAruruにご連絡ください。心理師と話をすることで、気持ちの整理ができるでしょう。どうぞお気軽にご利用ください。
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